会社概要
革の紹介
加工品
よくある質問
製造工程
 
Q1. 革製品にカビが生えてしまいました。カビの取り方はどうすればいいのでしょうか。防カビ対策はあるのでしょうか。
カビをおさえるには、乾燥状態にしてカビに水分を与えず、低温にしてカビの育成をおさえ、汚れを除き、カビに栄養源を与えないようにすることが大切です。
少しくらいのカビならば、固く絞った布で擦って取れる場合があります。拭いた後は陰干しするといいでしょう。
最良の防カビ対策は、できるだけ使用し続けることです。
長く使用しない場合は革から水分を除去し、気温の低い晴れた日に陰干しをするのも効果的です。
 
Q2. 革衣料をクリーニングに出すときの注意点を教えてください。
革衣料は容易に洗濯やクリーニングできないので、日頃の手入れが重要ですが、それでも汚れがひどくなった場合はクリーニングせざるを得ません。
その注意点をいくつか列挙してみました。
1)皮革専門の業者に取次ぎできる店であることを確認する。
2)店頭での受付時に立ち会って汚れ、変退色の程度、傷、ほつれなどをチェックする。
3)スーツなどペアのものは片方が汚れていなくても、色合わせように店に預けるとよい。
4)クリーニングすると新品同様に仕上がってくるという錯覚があるが、革にまったく変化を与えず、汚れだけを取ることは不可能。
ある程度の変色、ちぢみ、風合いの変化が生じることがあるのはやむを得ないと思っておきたい。
尚、クリーニング店から戻った革衣料は、すぐに袋から出し、異臭がした場合は、店に再処理を依頼するか、風通しがよい屋外で臭いがなくなるまで陰干しすると良いでしょう。
 
Q3. 革衣料やバッグを雨の日に使用したところ風合いが損なわれ、硬くなって型くずれしてしまいました。修復は可能でしょうか。
雨の日に革衣料やバッグを使用することはできるだけ避けたほうが良いでしょう。
滑らかな感触・風合いといった革らしさを強調したものは、薄い塗装仕上げを施したものが多く、その表面は塗装膜に十分覆われていません。
そのため水に弱く、濡れた革は水分により膨らみ、乾燥すると収縮が起こり、繊維間の摩擦が大きくなって、潤滑性が失われ、硬くなり、風合いも損なわれます。また革は部位によって繊維構造の差があるため、収縮の度合いも異なり、その結果型くずれが生じるのです。
風合いが損なわれたり、型くずれしたものの修復は、その程度にもよりますが、一般的にかなり困難だと考えましょう。
 
Q4. 革製品を使用しているうちに、他の衣料などに色が落ちてしまうことがありますが、これはなぜでしょう。
色落ちの直接の要因は革の中の染料や顔料が他の繊維素材に移行する場合と、染色革の細かい繊維粉末の付着の二つのケースが考えられます。
前者は染料や顔料の革との結合が弱いため、他の繊維を汚染してしまう場合です。
また、後者はスエードやヌバックの起毛処理によって生じる粉末が最終まで残ってしまった場合です。
染色に関しては年々改善されていますが、革の色落ちを防止するには、革製品を水にぬらさないことが重要です。
防止策として、着用前に市販の防撥水スプレーを使用すると良いでしょう。
起毛革の色落ちについてはブラッシングするか、クリーニング処理などによって粉末を除去できる場合もあります。
 
Q5. 革製品をクリーナーで拭いたり、防水スプレーをかけたりすると色が濃くなったり、しみになったりすることがあります。なぜでしょうか。
また、防ぐことはできますか。
手入れ剤は、形状(霧状、泡状、液状、ペースト状、半固形状)、用途(保革用、汚れ落し用、防・撥水用など)、製品用途(衣料用、靴用など)、革用途(銀付革用、起毛革用など)などによって分類され、多くの種類が市販されています。
だからこそ、使用前に必ず確認してから使用する必要があります。
手持ちの革製品にどんな手入れ剤があうのか分からない場合は必ずお店または専門家に相談するようにしましょう。
 
Q6. 薄くて軽い革製品は、ポケットが破れたり、スカートのスリットが裂けたり、ミシン切れが生じたりすることがあります。
丈夫な革製品の見分け方、また補修方法があるのかどうか教えてください。
革の強度は主にその断面の主要部分を占める網状層の厚さ、繊維の太さと絡み具合によって決まります。
牛馬などの大きな動物は皮が厚いし、羊や小牛は皮が薄く、また、それぞれの動物の部位に寄っても厚さが異なります。
革衣料を縫製するとき、糸の太さや針目の数などの縫製条件も大変重要になってきます。
素材が薄すぎたり、素材と縫製条件があっていないと、革切れが生じる原因になりますので、注意が必要です。
注意していても革が破れてしまった場合は、補修は不可能だと思ってください。
こういったケースも頭に入れて革衣料を購入する際には、着用等によって力がかかる部位の縫い目をよく観察することが大切です。
 
Q7. 革は呼吸するといわれますが、それは具体的にどういうことでしょうか。
革を構成するコラーゲン繊維は親水性であり、繊維同士が立体的に交錯した構造を持っています。
このため、微細な間隔が多く、この多孔性が靴の履き心地や衣料としての快適性など、革の特徴を発揮しています。
革は湿度の変化に応じて容易に水分の吸収、また放出をします。
この作用を「革は呼吸する」とたとえ、革のもっとも大きな特色とも言えるでしょう。
 
COPYRIGHT(C) HASHIMOTO ALL RIGHTS RESERVED.